DNAすいすい-W 株式会社リーゾ

★木材や乾燥した植物組織向き
★カラムを使わない簡易な抽出法
★DNAの迅速抽出〜PCR解析に最適
★微量サンプル/多検体の分析に最適

■プロトコール
（１）細かくしたサンプルをチューブへ
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（２）バッファーを加えサンプルとよく混合
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（３）65℃で30分間、インキュベーション
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（４）フェノール・クロロホルム添加、遠心分離後、上清を別のチューブへ
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（５）イソプロパノール沈殿
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（６）７０％エタノールでリンス
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　　　　　　　　DNA！

ご注意；木材などの分析試料はできるだけ細かく削り出してください。サンプルの状態・加工度によってはDNA自体が分解され、抽出できない場合がございます。

＊別途、フェノール/クロロホルム（1:1, v/v)、イソプロパノール、70%エタノールが必要です。

■使用例
木材など乾燥した植物組織を用いた実験
本製品を使用して木材、その他乾燥した植物組織からDNA簡易抽出を行い、増幅産物の長さが異なる3種類の18SrRNA遺伝子検出用プライマー対（500 bp、400 bp、214 bpが増幅）を使用しPCRを行いました。


1.レッドメランチ（木材）
2.わりばし
3.竹わりばし
4.鉛筆
5.つまようじ
6.もみ
7.イグサ
8.緑茶葉

増幅産物が最長の500 bpプライマーセットでは試料によって増幅が認められない場合がありましたが、214 bpプライマーセットではいずれの試料においても増幅が確認できました。（試料の加工度や状態によって試料に含まれるゲノムDNAの分解度が異なり、このことが各プライマーセットにおける増幅に影響を及ぼしたものと思われます。上記検討実験では増幅産物が短いプライマーセットの方が良好な増幅効率を示しました。）

*1.〜7.は約30mgの試料から、8.は約10mgの試料からDNA簡易抽出を行いました。8.以外の試料はカッター等を使用して削るなどし、破片が細かくなるように調製しました。