すいすい通信 vol.05 2011年8月号
_┃ ☆ すいすい通信 ☆ vol.05 2011年8月3日配信 ┃_
すいすい通信は、「株式会社リーゾ」のお客様、および関係者の皆様にお送り
しています。
暑中お見舞い申し上げます。「すいすい通信」8月号です。
先月半ばまでの猛烈な暑さはどこへやら、妙に涼しい8月を迎えました。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
つかの間(かも)の涼しさで夏バテ解消に努めつつ、8月号も張り切って参り
ます!
_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
・リーゾのニュース………………… 今月のリーゾ
・特集………………………………… 「DNAすいすい-F」活用法
・ラボで役立つプチウラ技………… PPボトルが便利です
・コーヒーブレイク………………… 科学的に正しいハイボールの作り方
・編集後記……………………………
■ リ ー ゾ の ニ ュ ー ス ━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
○「ベンチャー技術発表会」(於・研究支援センター)ですいすいシリーズを
ご紹介しました
去る7月20日(水)に、ソフトウエア開発会社一社と、サッカークラブ一社
とともに発表をさせていただきました。大勢の方にご来場いただきました。
その模様は、ブログにてご紹介しています。
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-0bf4.html
○核酸抽出オリジナルプロトコル作成いたします
難しい材料からの核酸抽出にお困りの研究者の方に、耳寄りなお知らせです。
ご指定の材料からの核酸抽出プロトコルを、無償で検討いたします。
いろいろなお題にチャレンジしてきたこの企画、ご好評につきこのたび、「キ
ャンペーン」ではなく常設のサービスとしてご提供することになりました。
とはいえマンパワーの都合上、いつまで対応できるかわかりません・・・。
迷っている方は、お早めにどうぞ!
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/dnarna-7ba0.html
○お盆休みのお知らせ
「臨時休業」したばかりなのに申し訳ありません。
8月11日、12日、15日の3日間、「お盆休み」とさせていただきます。
■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
「DNAすいすい-F」活用法
リーゾの核酸抽出試薬シリーズの中で異色のラインナップである「DNAすいす
い-F」の活用法をご紹介します。
異色の理由は、対象材料が植物ではなく、魚の、しかも「体表粘膜」であるこ
と。
もともとは、リーゾのオフィスにいた金魚を眺めていて、体を全く傷つけずに
DNAを取ることができないかな・・・と思ったのがきっかけでした。
観賞魚は、ちょっとしたストレスで死んでしまうので、ヒレをカットするのも
命がけなんです。
金魚ならともかく、水族館の魚など、需要があるんじゃないかなあ、と思って
開発してみました。
サンプリングは、魚の体表を綿棒で軽くこすり、綿棒の頭の部分をカットして
チューブに落とすだけ。そこにバッファーを加えてインキュベート。あとは必
要に応じてフェノクロ処理し、上清をイソプロ沈といういつものパターンで終
了です。
「これ、フィールドワーク時のサンプル保存に使えない?」というお客様の声
で、綿棒で採取した粘膜をバッファーに浸した状態で、11日間常温に放置後に
抽出してみたところ、全く問題なく抽出できました。
魚の粘膜に使えるのなら・・・と、「唾液」も試してみました。
「唾液」の場合は、DNAの源は口腔内の粘膜細胞です。魚の体表よりも強固な
粘液でガードされている細胞ですが、バッファーと混合して1日以上置くこと
で良好にDNA抽出できました。
さらに、最近いただいた御題で、「炊飯米に生えた枯草菌」のDNA抽出をいろ
いろなバッファーで試したところ、意外にも植物用バッファー陣を抑えてDNA
すいすい-Fが最も好成績でした。
このほか、肉類や、水産乾物(桜海老、ちりめんじゃこなど)からのDNA抽出
も確認しています。
ポリフェノールには対応していないので、家畜の唾液など、ポリフェノールを
含む植物組織がからんでくる場合には工夫が必要ですが、動物細胞、動物の分
泌液全般に、使えそうなバッファーです。
ちなみにこのバッファー、お魚が痛くない、ということで感激してくださった
あの「さかなクン」からの応援メッセージもいただいています。
(ブログ記事にご紹介しております)
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-a627.html
まだあまり売れていない「DNAすいすい-F」ですが、ポテンシャルは十分。
アイデア次第で、いろいろなことに使ってみてください!
DNAすいすい-Fのご案内はこちらです。
http://rizo.co.jp/DNA-F.html
<<その他の「「DNAすいすい」シリーズのご案内>>
澱粉の多い植物組織向け
DNAすいすい-S
http://rizo.co.jp/DNA-S.html
ポリフェノールの多い植物組織向け
DNAすいすい-P
http://rizo.co.jp/DNA-P.html
粘性物質の多いバラ科植物向け
DNAすいすい-R
http://rizo.co.jp/DNA-R.html
粘性物質の多いその他の植物向け
DNAすいすい-VS
http://rizo.co.jp/DNA-VS.html
脂質の多い植物種子向け
DNAすいすい-L
http://rizo.co.jp/DNA-L.html
加工食品向け
DNAすいすい-PF
http://rizo.co.jp/DNA-PF.html
土壌・活性汚泥等環境材料向け
DNAすいすい-E
http://rizo.co.jp/DNA-E.html
木材等の乾燥植物組織向け
DNAすいすい-W
http://rizo.co.jp/DNA-W.html
(RNA抽出バッファー「RNAすいすい」シリーズもございます。)
http://www.rizo.co.jp/
■ ラボで役立つプチウラ技 ━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
「PPボトルが便利です」
研究用カタログに、「アイボーイ」という商品名で掲載されている、ポリプロ
ピレン製のボトルシリーズをご存知ですか?
リーゾ製品にも使われているこのボトル、ラボでもなかなか便利なんですよ。
1)バッファーの調製・保管に
ポリプロピレン製で、オートクレーブにも耐えるので、ちょっとしたバッファ
ーや滅菌水を作るのにとても便利。
ガラス製のメディウム瓶よりずっと軽くて、かさばらず、探しやすいので、実
験台の上がすっきり。持ち運びにも便利です。
2)フェノール試薬などの調製に
リーゾのRNAすいすいシリーズに付属の「酸性フェノールすいすい」は、その
ボトルのままで酸性フェノールを調製でき、使い終わったらそのまま「燃やせ
るごみ」として捨てられます。
フェノール試薬を入れてしまったメディウム瓶は、水道で洗うことができない
ため、お客様に負担をかけないよう工夫しました。
3)洗って再利用もOK
洗えるバッファーが入っていたものなら、きれいに洗浄すれば何度も使えます。
4)粉モノの密閉保管にも
密閉性に優れているので、粉モノの保管にも使えます。
チャック付の袋より、開け閉めしやすく、振り出しやすく、便利です。
リーゾでは、「金魚のえさ」の持ち運びや小分け保存にも使っています。
PPボトルは、大きさにもよりますが、1個数十円〜で買えます。
すいすいシリーズのボトルが空になったら、(酸性フェノールを作成したボト
ルを除き)ためしに洗って使ってみてください!
■ コ ー ヒ ー ブ レ イ ク ━━━━━━・・・・・‥‥‥………
『科学的に正しいハイボールの作り方』
ハイボールとは、もちろん「ウイスキーの炭酸割り」のこと。
猛暑のときには、ビールよりも冷たくさわやかなハイボールが魅力的です。
ウイスキーを炭酸で割るだけで、簡単に作れるハイボールですが、「冷たいこ
と」と、「炭酸の気が抜けないこと」の両立が実は難しい・・・ってご存知で
したか?
極限まで冷たく、しかも炭酸もきりりと効いている、とびきりのハイボールを
作るには、事前の準備が肝心だそうです。
・グラスを冷やしておく
・ウイスキーも冷凍庫に入れておく(とろっとした感じになります)
・もちろん炭酸水もしっかり冷やしておく
そして、グラスにウイスキーと氷を入れてなじませ、冷やした炭酸を「そうっ
と」注ぎ、マドラーで「ひとまぜ」するのです。
まぜすぎると炭酸が抜け、氷が溶けて薄まり、味が落ちるためです。
カラカラと涼しい音を立ててかきまぜたい欲求を、ぐっとガマンです。
(・・・まあ、どう作ってもおいしくいただけるのがのんべえですが・・・)
上記、科学的に正しいハイボールの作り方は、株式会社クレインコーポレーシ
ョンの「クレイン五感通信」に紹介されています。
http://www.crane-corp.jp/cranenews/cranenews_12_taste.html
この話題のほかにも、身近で親しみやすいところから、科学的なお話に導いて
くれる素敵なサイエンス・エッセイが満載です。
「バイオ」とは少し分野の違うサイエンスの味わい、コーヒーブレイクにいか
がでしょうか?
(ハイボールブレイクだともっといいのですが・・・勤務中はダメですね)
ちなみに、クレインコーポレーション代表取締役の渡邊さん、「五感通信」
筆者の畑谷さんは、リーゾ代表門奈とは『東大知財人材オープンスクール』第
一期の同期生という仲です。ご了解を得て、ご紹介いたしました。
クレイン五感通信のトップページはこちらです。
http://www.crane-corp.jp/cranenews.html
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
○主婦向け「実験補助」セミナー、7月は受講生が少なかったものの、6月の
受講生向けOJT(リーゾでの実習)が好評でした。また、受講生の一部の方
には、早くも研究機関からのお誘いがかかる方もいらして、始めた甲斐があっ
たな〜と喜んでおります。8月は、24日(水)に開催します!
○今までビール派だった筆者ですが、なぜか今シーズンはハイボールにはまっ
ています。ベースになるウイスキーは「グレンフィディック12年」を愛用中。
くせがない味、上品な香りと色で、女性にもお勧めです。
○最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の「すいすい通信」も宜しくお願いします!
【すいすい通信】
発 行 日:月1回・第1水曜日(予定)
発行開始日:2011年4月7日
ご意見ご感想、および本メールマガジンの解除はこちらまで
info*rizo.co.jp (*を@に変えてください)
【発行元】
株式会社リーゾ
〒305-0005 茨城県つくば市天久保2-9-2-B201
TEL:029-852-9351 FAX:020-4623-5611
MAIL:info*rizo.co.jp (*を@に変えてください)
HP:http://www.rizo.co.jp/
※本メールは「MSゴシック」などの等幅フォントで最適に表示されます。
======================================================================
Copyright(C) Rizo Inc. All rights reserved.
すいすい通信は、「株式会社リーゾ」のお客様、および関係者の皆様にお送り
しています。
暑中お見舞い申し上げます。「すいすい通信」8月号です。
先月半ばまでの猛烈な暑さはどこへやら、妙に涼しい8月を迎えました。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
つかの間(かも)の涼しさで夏バテ解消に努めつつ、8月号も張り切って参り
ます!
_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
・リーゾのニュース………………… 今月のリーゾ
・特集………………………………… 「DNAすいすい-F」活用法
・ラボで役立つプチウラ技………… PPボトルが便利です
・コーヒーブレイク………………… 科学的に正しいハイボールの作り方
・編集後記……………………………
■ リ ー ゾ の ニ ュ ー ス ━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
○「ベンチャー技術発表会」(於・研究支援センター)ですいすいシリーズを
ご紹介しました
去る7月20日(水)に、ソフトウエア開発会社一社と、サッカークラブ一社
とともに発表をさせていただきました。大勢の方にご来場いただきました。
その模様は、ブログにてご紹介しています。
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-0bf4.html
○核酸抽出オリジナルプロトコル作成いたします
難しい材料からの核酸抽出にお困りの研究者の方に、耳寄りなお知らせです。
ご指定の材料からの核酸抽出プロトコルを、無償で検討いたします。
いろいろなお題にチャレンジしてきたこの企画、ご好評につきこのたび、「キ
ャンペーン」ではなく常設のサービスとしてご提供することになりました。
とはいえマンパワーの都合上、いつまで対応できるかわかりません・・・。
迷っている方は、お早めにどうぞ!
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/dnarna-7ba0.html
○お盆休みのお知らせ
「臨時休業」したばかりなのに申し訳ありません。
8月11日、12日、15日の3日間、「お盆休み」とさせていただきます。
■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
「DNAすいすい-F」活用法
リーゾの核酸抽出試薬シリーズの中で異色のラインナップである「DNAすいす
い-F」の活用法をご紹介します。
異色の理由は、対象材料が植物ではなく、魚の、しかも「体表粘膜」であるこ
と。
もともとは、リーゾのオフィスにいた金魚を眺めていて、体を全く傷つけずに
DNAを取ることができないかな・・・と思ったのがきっかけでした。
観賞魚は、ちょっとしたストレスで死んでしまうので、ヒレをカットするのも
命がけなんです。
金魚ならともかく、水族館の魚など、需要があるんじゃないかなあ、と思って
開発してみました。
サンプリングは、魚の体表を綿棒で軽くこすり、綿棒の頭の部分をカットして
チューブに落とすだけ。そこにバッファーを加えてインキュベート。あとは必
要に応じてフェノクロ処理し、上清をイソプロ沈といういつものパターンで終
了です。
「これ、フィールドワーク時のサンプル保存に使えない?」というお客様の声
で、綿棒で採取した粘膜をバッファーに浸した状態で、11日間常温に放置後に
抽出してみたところ、全く問題なく抽出できました。
魚の粘膜に使えるのなら・・・と、「唾液」も試してみました。
「唾液」の場合は、DNAの源は口腔内の粘膜細胞です。魚の体表よりも強固な
粘液でガードされている細胞ですが、バッファーと混合して1日以上置くこと
で良好にDNA抽出できました。
さらに、最近いただいた御題で、「炊飯米に生えた枯草菌」のDNA抽出をいろ
いろなバッファーで試したところ、意外にも植物用バッファー陣を抑えてDNA
すいすい-Fが最も好成績でした。
このほか、肉類や、水産乾物(桜海老、ちりめんじゃこなど)からのDNA抽出
も確認しています。
ポリフェノールには対応していないので、家畜の唾液など、ポリフェノールを
含む植物組織がからんでくる場合には工夫が必要ですが、動物細胞、動物の分
泌液全般に、使えそうなバッファーです。
ちなみにこのバッファー、お魚が痛くない、ということで感激してくださった
あの「さかなクン」からの応援メッセージもいただいています。
(ブログ記事にご紹介しております)
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-a627.html
まだあまり売れていない「DNAすいすい-F」ですが、ポテンシャルは十分。
アイデア次第で、いろいろなことに使ってみてください!
DNAすいすい-Fのご案内はこちらです。
http://rizo.co.jp/DNA-F.html
<<その他の「「DNAすいすい」シリーズのご案内>>
澱粉の多い植物組織向け
DNAすいすい-S
http://rizo.co.jp/DNA-S.html
ポリフェノールの多い植物組織向け
DNAすいすい-P
http://rizo.co.jp/DNA-P.html
粘性物質の多いバラ科植物向け
DNAすいすい-R
http://rizo.co.jp/DNA-R.html
粘性物質の多いその他の植物向け
DNAすいすい-VS
http://rizo.co.jp/DNA-VS.html
脂質の多い植物種子向け
DNAすいすい-L
http://rizo.co.jp/DNA-L.html
加工食品向け
DNAすいすい-PF
http://rizo.co.jp/DNA-PF.html
土壌・活性汚泥等環境材料向け
DNAすいすい-E
http://rizo.co.jp/DNA-E.html
木材等の乾燥植物組織向け
DNAすいすい-W
http://rizo.co.jp/DNA-W.html
(RNA抽出バッファー「RNAすいすい」シリーズもございます。)
http://www.rizo.co.jp/
■ ラボで役立つプチウラ技 ━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
「PPボトルが便利です」
研究用カタログに、「アイボーイ」という商品名で掲載されている、ポリプロ
ピレン製のボトルシリーズをご存知ですか?
リーゾ製品にも使われているこのボトル、ラボでもなかなか便利なんですよ。
1)バッファーの調製・保管に
ポリプロピレン製で、オートクレーブにも耐えるので、ちょっとしたバッファ
ーや滅菌水を作るのにとても便利。
ガラス製のメディウム瓶よりずっと軽くて、かさばらず、探しやすいので、実
験台の上がすっきり。持ち運びにも便利です。
2)フェノール試薬などの調製に
リーゾのRNAすいすいシリーズに付属の「酸性フェノールすいすい」は、その
ボトルのままで酸性フェノールを調製でき、使い終わったらそのまま「燃やせ
るごみ」として捨てられます。
フェノール試薬を入れてしまったメディウム瓶は、水道で洗うことができない
ため、お客様に負担をかけないよう工夫しました。
3)洗って再利用もOK
洗えるバッファーが入っていたものなら、きれいに洗浄すれば何度も使えます。
4)粉モノの密閉保管にも
密閉性に優れているので、粉モノの保管にも使えます。
チャック付の袋より、開け閉めしやすく、振り出しやすく、便利です。
リーゾでは、「金魚のえさ」の持ち運びや小分け保存にも使っています。
PPボトルは、大きさにもよりますが、1個数十円〜で買えます。
すいすいシリーズのボトルが空になったら、(酸性フェノールを作成したボト
ルを除き)ためしに洗って使ってみてください!
■ コ ー ヒ ー ブ レ イ ク ━━━━━━・・・・・‥‥‥………
『科学的に正しいハイボールの作り方』
ハイボールとは、もちろん「ウイスキーの炭酸割り」のこと。
猛暑のときには、ビールよりも冷たくさわやかなハイボールが魅力的です。
ウイスキーを炭酸で割るだけで、簡単に作れるハイボールですが、「冷たいこ
と」と、「炭酸の気が抜けないこと」の両立が実は難しい・・・ってご存知で
したか?
極限まで冷たく、しかも炭酸もきりりと効いている、とびきりのハイボールを
作るには、事前の準備が肝心だそうです。
・グラスを冷やしておく
・ウイスキーも冷凍庫に入れておく(とろっとした感じになります)
・もちろん炭酸水もしっかり冷やしておく
そして、グラスにウイスキーと氷を入れてなじませ、冷やした炭酸を「そうっ
と」注ぎ、マドラーで「ひとまぜ」するのです。
まぜすぎると炭酸が抜け、氷が溶けて薄まり、味が落ちるためです。
カラカラと涼しい音を立ててかきまぜたい欲求を、ぐっとガマンです。
(・・・まあ、どう作ってもおいしくいただけるのがのんべえですが・・・)
上記、科学的に正しいハイボールの作り方は、株式会社クレインコーポレーシ
ョンの「クレイン五感通信」に紹介されています。
http://www.crane-corp.jp/cranenews/cranenews_12_taste.html
この話題のほかにも、身近で親しみやすいところから、科学的なお話に導いて
くれる素敵なサイエンス・エッセイが満載です。
「バイオ」とは少し分野の違うサイエンスの味わい、コーヒーブレイクにいか
がでしょうか?
(ハイボールブレイクだともっといいのですが・・・勤務中はダメですね)
ちなみに、クレインコーポレーション代表取締役の渡邊さん、「五感通信」
筆者の畑谷さんは、リーゾ代表門奈とは『東大知財人材オープンスクール』第
一期の同期生という仲です。ご了解を得て、ご紹介いたしました。
クレイン五感通信のトップページはこちらです。
http://www.crane-corp.jp/cranenews.html
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
○主婦向け「実験補助」セミナー、7月は受講生が少なかったものの、6月の
受講生向けOJT(リーゾでの実習)が好評でした。また、受講生の一部の方
には、早くも研究機関からのお誘いがかかる方もいらして、始めた甲斐があっ
たな〜と喜んでおります。8月は、24日(水)に開催します!
○今までビール派だった筆者ですが、なぜか今シーズンはハイボールにはまっ
ています。ベースになるウイスキーは「グレンフィディック12年」を愛用中。
くせがない味、上品な香りと色で、女性にもお勧めです。
○最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の「すいすい通信」も宜しくお願いします!
【すいすい通信】
発 行 日:月1回・第1水曜日(予定)
発行開始日:2011年4月7日
ご意見ご感想、および本メールマガジンの解除はこちらまで
info*rizo.co.jp (*を@に変えてください)
【発行元】
株式会社リーゾ
〒305-0005 茨城県つくば市天久保2-9-2-B201
TEL:029-852-9351 FAX:020-4623-5611
MAIL:info*rizo.co.jp (*を@に変えてください)
HP:http://www.rizo.co.jp/
※本メールは「MSゴシック」などの等幅フォントで最適に表示されます。
======================================================================
Copyright(C) Rizo Inc. All rights reserved.