お問合わせ

すいすい通信 vol.06 2011年9月号

 _┃ ☆  すいすい通信 ☆ vol.06  2011年9月7日配信  ┃_

すいすい通信は、「株式会社リーゾ」のお客様、および関係者の皆様にお送り
しています。


残暑お見舞い申し上げます。「すいすい通信」9月号をお届けいたします。


_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


 ・リーゾのニュース………………… 今月のリーゾ
 ・特集………………………………… 「RNAすいすい-P」活用法 
 ・ラボで役立つプチウラ技………… アガロースゲルの上手な再利用法
  (特別プレゼント企画あり)
 ・コーヒーブレイク………………… 熱中症のツボ 
 ・編集後記…………………………… 

■ リ ー ゾ の ニ ュ ー ス ━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○核酸抽出オリジナルプロトコル作成いたします

難しい材料からの核酸抽出にお困りの研究者の方に、耳寄りなお知らせです。
ご指定の材料からの核酸抽出プロトコルを、無償で検討いたします。

最近では・・・
・ご飯に付着した枯草菌からのDNA抽出(大量のデンプン存在下での抽出)
  →DNAすいすい-Fで解決
・湖の水からの藍藻DNAの抽出
  →DNAすいすい-Eで解決
・リンドウのガクからのRNA抽出
  →DNAすいすい-VSを用い、プロトコルをRNA抽出向けに改変で解決
などのご依頼をお受けしました。

核酸抽出でお困りの材料はございませんか?
新たなお題をお待ちしております!

http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/dnarna-7ba0.html


○農研機構「異分野融合・テクノコロキウム」に出展します

来たる平成23年11月16日、農林団地にて開催される
「異分野融合・テクノコロキウム〜未来農業とイノベーション〜」に、
株式会社リーゾが出展させていただくことになりました。

核酸抽出試薬「DNAすいすい・RNAすいすい」シリーズ、SNPのPCRマーカー化サ
ービス「すにっぷすいすい」のご紹介のほか、難しい材料からの核酸抽出でお
悩みの研究者の方への個別相談もいたします。

研究者の皆様と直接お話ができることを楽しみにしています。
お近くの方、ぜひお時間を見つけて、ご来場ください。お待ちしています!

日時 :平成23年11月16日(水) 10:30〜16:45
会場 :農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波事務所1階 第4〜6会議室
参加費:無料


○実験補助志望の主婦向けセミナー、9月も開講

今月は、9月14日(水)10時〜11時半、「ワンコイン寺子屋」にて開催します。

前回は、8月24日に開催しました。参加者9名中6名がOJT希望と、志の高い方が
多く頼もしい限りです。セミナーでの座学と、OJTで実地研修で、実験補助者
としてかなりの即戦力を身に着けていただけると自負しております。
(早くも、つくばの研究機関で採用された受講生が出ました!)

つくば地区で、実験補助を探している研究者のみなさま、求人公募のご予定を
お知らせいただければ、優秀な受講生に応募を呼びかけます。もちろん無料で
す。採用活動の一環としてご利用ください。


■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
「RNAすいすい-P」活用法

さまざまな研究材料から、核酸をきれいに取りたい、できれば簡単にとりたい、
さらにできれば安くとりたい・・・。
研究者のこんな願いを解決してきた「すいすい」シリーズ。
その中でも、「抽出不可能」とまで言われた材料からの抽出を可能にしたライ
ンナップが、「RNAすいすい-P」です。

その材料とは、光合成研究でよく使われるカヤツリグサ科の水草である「エリ
オカリス」。
その植物体からのRNA抽出は、これまでに成功例がなかったといいます。
あるお客様より、RNAの確保に苦労していたが、RNAすいすい-Pをベースにした
独自の方法できれいなRNAの抽出に成功し、懸案だったマイクロアレイによる
遺伝子発現解析に進むことができた、という、うれしいお知らせをいただき、
ブログにもご紹介しました。
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/rna-8e3f.html

カヤツリグサ科は核酸抽出が難しいものが多く、雑草「ヒメツリグサ」からの
RNA抽出でお困りのお客様にも使っていただきました。
雑草といえば他にも、田んぼの雑草である「タイヌビエ」「イヌホタルイ」の
「種子」(見るからに手ごわそうな材料でした)からのRNA抽出にも、RNAすい
すい-Pがお役に立ちました。
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-5984.html

植物以外の材料にも実績があります。
あるお客様は、「ポリフェノール存在下で培養した微生物」からのRNA抽出でお
困りだったそうですが、やはりRNAすいすい-Pで解決されました。
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/rna-f9fc.html

RNAすいすい-Pは、カラム抽出にも対応していますので、通常のプロトコルでは
取り除けない着色物質や多糖類がある場合には、カラムを併用することできれ
いなRNAを確保できます。

使い方は簡単。
酸性フェノール処理後の上清をカラムに通して吸着、
70%エタノールで洗浄、
DEPC処理水で溶出。
「イソプロ沈の代わりにカラムを使う」というイメージです。
(注:酸性フェノール処理を省略することはできません)

吸着後、洗浄の前に、DNAse溶液をしみこませて5分おくことにより、「オンカ
ラムでのDNase処理」も簡単にできます。
詳細なプロトコルもお出しできますので、ご希望の場合はお知らせください。

カラムは、他社製品ですが、単品売りのRNA精製用カラムをお使いください。
(弊社では、FAVORGENのカラムを抽出法検討に利用しています。
詳細はチヨダサイエンス様のHPをご覧ください
http://www.chiyoda-s.jp/extraction-column.html)

現在も、難しい材料からのRNA抽出を解決し続けているRNAすいすい-P。
弊社で抽出法検討のご相談を受けた場合、手ごわそうなものはとりあえずこれで
試します。そのまま、あるいはプロトコルの改変で解決することが多く、なかな
か頼れるバッファーとなっています。

RNAすいすい-Pのご案内はこちらです。
http://rizo.co.jp/RNA-P.html

<<その他の「RNAすいすい」シリーズのご案内>>

澱粉の多い植物組織向け
RNAすいすい-S
http://rizo.co.jp/RNA-S.html

粘性物質の多いバラ科植物向け
RNAすいすい-R
http://rizo.co.jp/RNA-R.html

魚類体表粘膜・組織向け
RNAすいすい-F
http://rizo.co.jp/RNA-F.html


(DNA抽出バッファー「DNAすいすい」シリーズもございます。)
http://www.rizo.co.jp/

 


■ ラボで役立つプチウラ技 ━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

「アガロースゲルの上手な再利用法」

もったいない精神旺盛なリーゾでは、開業当初からアガロースゲルの再利用を
行っています。
2年余りの試行錯誤で編み出された秘伝のワザを、大公開します。

まず、電気泳動と撮影が終わったゲルは、濃度別にビーカーにためておきます。
ある程度たまったところで、電子レンジにかけて溶かします。
ここまでは、普通ですよね。

ためておいたゲルを再度溶かすと、細かいホコリや、もやもやと浮遊する溶け
ない物体が現れます。これらをそのまま固めてしまうと、泳動を乱したり、
紫外線で光って写真が汚くなったりします。
以前は、これがどうしようもなくなると再利用をあきらめて捨てていました。

あるとき、ひらめきました。
溶けないものは、「ろ過」すればいいのではないかと・・・。

ろ過装置としてお勧めなのは、ナルゲンのフィルターウエア(の、上の部分)。
普通は、ろ過が終わったら捨ててしまう部分です。
ナイロンメンブレンを取り除くと、ちょうど良いろ過装置になります。
そしてここに、ろ材として何を敷くかというと・・・
100円ショップなどで売っている、「油こし紙」!
これを敷いて、新しいビーカーにセットし、溶かしたゲルをろ過してから、
ゲルトレイに流し込みます。

ろ過後は、固まらないうちに油こし紙を捨てて洗浄しましょう(固まるとつま
ってしまうので)。

ティッシュペーパーや紙タオル、布切れなどいろいろ試しましたが、「油こし
紙」がちょうどよい大きさで、適度な弾力で濡れても内側に倒れず(ティッシ
ュはここがダメ)、ろ過後も破れず簡単に取り出せます。
もちろん、もともとがろ過のための紙ですから、ろ過能力はばっちりです。

これで、試薬屋さんにはたいへん申し訳ないことに、半永久的にアガロースゲ
ルが使えてしまいます。

(ブログに写真入の記事があります
http://rizo-inc.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-85ef.html)

さて、アガロースゲル再利用で気になるのは「エチブロの汚染」。
リーゾでは、エチブロの代わりに、人体に安全な「GelRed」を使っています。
5×PCRすいすいの中にGelRedを入れて、PCR産物そのものを染色してしまって
います。後染め不要でそのまま撮影でき、色素の残存も微量で次の泳動に響か
ず、安心して再利用できています(もちろんサイズマーカーにもGelRedを入れ
てあります)。

ちなみに5×PCRすいすいは、お手持ちのTaqで、「2×のPCRプレミックス」を
「自作」するための添加剤ですが、DNA抽出後やPCR後の「ダイ」として使うの
もお勧め。
ゲノムDNAやRNAに混ぜて泳動するだけ。泳動後、すぐに撮影することができま
す(もちろん、PCR後のダイとしても使えます)。
少量で十分なので、ぜひstain freeの方の「試供品」をご利用ください。

というわけで・・・

■□■□ 特 別 企 画 ! □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

本メルマガの読者限定、ご希望の方、先着50名様に、

「5×PCRすいすいwith dye, stain free」試供品 1ml入り 1本

をプレゼントします。
本来は染色剤フリーなのですが、上記用途をご紹介した手前、今回は特別に、
GelRedを添加した状態でお送りします。

ご希望の方は、送り先とお名前を明記のうえ、本メールにご返信ください。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

ご参考までに・・・5×PCRすいすいのご案内はこちらです。
http://www.rizo.co.jp/5XPCR.html

さて、上記再利用法での注意点、それは、「使っているうちに濃度がわからな
くなってくる」です。触ってみて、硬さで「推測」するしかありません。
正確なゲル濃度が必要な場合には、やはり粉から量りとって作ってくださいね。


■ コ ー ヒ ー ブ レ イ ク ━━━━━━・・・・・‥‥‥………

「熱中症のツボ」

ブログ記事にも書いたのですが、首の後ろの少し下、背骨がぐりっと出っ張っ
ているすぐ横あたり(左右とも)に、「大椎(だいつい)」というツボがあり
ます。

大椎は、言ってみれば体全体の温度センサーみたいなものらしく、ここが温か
いと「体全体が温かい」と感じ、ここが冷えると「体全体が冷えている」と感
じてぞくっとします(風邪の前兆)。

ということは、暑いときにここを冷やすと体全体が涼しく感じてラクになるの
では?と考えて試してみたら、その通りでした。
残念ながら大発見ではなく、熱中症予防用「大椎冷やしグッズ」も売られてい
るようです。「冷えピタ」などを貼るのも効きます。

とはいえもう残暑もわずか。秋の夜は冷えますから、逆に冷やしすぎないよう、
ご注意ください。

季節が進み、寒さを感じるようになったら、こんどは「大椎あたため」が効く
はず。
今年の冬は、これで風邪を撃退し、元気に仕事したいと思っています。


■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○田んぼの稲が実る季節になりました。風が吹くと黄金の波のように見えてと
ても美しく、なるほど、日本は黄金の!「農」をとりまく美しい景色は日本人
の財産。子供たちにうけつぎたいものです。

○先日、つくば市のお隣、土浦市主催の女性向け起業セミナーに参加しました。
女性向けと銘打ってはいても、内容は硬派。全員真剣そのもので聞き入ってい
ました。女性の起業は地域の活性化につながります。受講生の皆さんのご活躍
に期待したいです(わたしもがんばらねば!)。

○「長い!」という声もいただいて恐縮しつつ、今回もかなり長いメルマガに
なってしまいました…。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の「すいすい通信」も、よろしくお願いいたします!
(読後には、プレゼントのご応募もお忘れなく!)

【すいすい通信】

発 行 日:月1回・第1水曜日(予定)
発行開始日:2011年4月7日

ご意見ご感想、および本メールマガジンの解除はこちらまで
info*rizo.co.jp (*を@に変えてください)

【発行元】

株式会社リーゾ
〒305-0005 茨城県つくば市天久保2-9-2-B201
TEL:029-852-9351 FAX:020-4623-5611
MAIL:info*rizo.co.jp (*を@に変えてください)
HP:http://www.rizo.co.jp/

※本メールは「MSゴシック」などの等幅フォントで最適に表示されます。

======================================================================
Copyright(C) Rizo Inc. All rights reserved.
 
- Powerd by Be-CMS -